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Spielwarenmesse

シュピールヴァーレン、トイアワードに革新的な6つの新製品を選出

  • 授賞式はプレスプレビューで
  • ホール3A、トイアワードの特別コーナーに全ファイナリストの製品を展示

72回目を迎えるシュピールヴァーレンメッセで6出展社が最高のスタートを切ることとなりました。当見本市が公式に開幕する前日、「プレスプレビュー(PressPreview)」にて6社の素晴らしい新製品が今年の「トイアワード(ToyAward)」に表彰されました。Baby & Infantカテゴリーでは、エバーアース・ヨーロッパ社の「エバーアース7in1スペース・アクティビティー・キューブ」が勝ち抜き、PreSchool部門でトップブライト社の「ヤミー・ベア・スケール」が栄冠に輝きました。また、クレメントーニ社の「ヒストリー・オブ・ライフ・オン・アース」の実験セットがSchoolKidsカテゴリーの最優秀となり、Teenager & Adultsのカテゴリーでは、フランク・コスモス社によるロボットトイ「ミーカ K.I.」が受賞レースを制しました。そして、ホロ・トイズ社は「パウ・パトロールARタトゥー&ステッカー」がStartupの部門で、バヴィック社が「クリエイティブ・ビルディング・ブロック」でSustainabilityカテゴリーの最優秀製品に決まりました。

シュピールヴァーレンメッセのトイアワードは、玩具の品質を保証する最も重要な指標として世界的に高い評価を受けており、受賞した新製品は13名の国際色豊かな専門家で構成される審査員によって厳正に選考されました。各カテゴリーとも製品コンセプトの分かりやすさ、遊ぶ楽しさ、オリジナリティー、安全性、ヒット商品になるポテンシャル、そして完成度とクオリティーで採点が行われました。「受賞した製品は、販売店様がラインナップを形作っていく上で重要な指針となるでしょう」とシュピールヴァーレンメッセ社の広報担当代表取締役クリスティアン・ウルリヒはその意義を強調します。受賞製品並びにノミネートされた製品はホール3Aのトイアワード特別エリアでご覧になれます。また、このプレスリリースでも受賞製品をご紹介します。

Baby & Infantカテゴリー(0〜3歳)

エバーアース社「エバーアース7in1スペース・アクティビティー・キューブ」(EverEarth Europe, EverEarth 7 in 1 Space Activity Cube)

エバーアース社の7in1スペース・アクテビティー・キューブは赤ちゃんや幼児が長い時間、遊んで楽しめることを実現。回転させたり差し込んだりして遊び、宇宙ステーションや惑星、エイリアンなど、キューブに詰め込まれているいろいろな物を見つける楽しさがあります。繊細な運動や集中力、考える力を育みます。「このキューブは、高度なテクノロジーを必要としないデザインながらも、とてもスマートに仕上がっており、注目が集まります」と審査員たちは称賛します。

PreSchool カテゴリー(3〜6歳)

トップブライト社「ヤミー・ベア・スケール」(Topbright, Yummy Bear Scale)

トップブライト社の「ヤミー・ベア・スケール」で、就学前の児童は簡単な数字、重さやバランスについての感覚を身に付けることができます。色とりどりのカップケーキ型の重りを軽量皿にのせて、それに釣り合う数字やケーキの重さを見つけます。また、天秤で数の釣り合いを取りながら簡単な計算を解けるようになります。「教育的な価値のあるおもちゃで、直感的に学習ができ、子供たちに好かれるデザインという鉄則に感心させられた」との審査員の評価を得ました。

SchoolKidsカテゴリー(6〜10歳)

クレメントーニ社「ヒストリー・オブ・ライフ・オン・アース」(Clementoni, History of Life on Earth)

クレメントーニ社の「ヒストリー・オブ・ライフ・オン・アース」実験セットは、科学者を志す子供たちが数百万年に亘る人類の歴史を解き明かしていくというもの。セットを使った実験はデジタル・コンテンツを満載したスマートフォンのアプリがサポートし、VR(仮想現実)で情報を鮮明に、分かりやすく解説します。地質学、古生物学、天文学、植物学の分野の実験が行え、「実験の豊富さとその面白さは特に際立っています」と少年少女にはおすすめです。

Teenager & Adultsカテゴリー(10歳以上)

フランク・コスモス社「ミーカK.I.」(Franckh-Kosmos, Miika K.I.)

フランク・コスモス社は「ミーカK.I.」でこのカテゴリーにおけるマイルストーンに到達したと言えるでしょう。ホビー発明家たちは学習型ロボットに会話や音声、動作を訓練させることができるのです。「ミーカK.I.」はアプリを通じて簡単なコマンドを実行することを学習します。また、詳しい解説で人工知能の予備知識について知ることもできます。「全体のコンセプトや漫画・コミックを連想させること、独特の動作を定義できることは大いに賞賛に値する」との審査員のコメント。

Startupカテゴリー

ホロ・トイズ社「パウ・パトロールARタトゥー&ステッカー」(HoloToyz, Paw Patrol AR Tattoos & Stickers)

ホロ・トイズ社の「パウ・パトロールARタトゥー&ステッカー」は、夢が現実のように動き出します。 スマホアプリでスキャンすると、かわいい犬のおまわりさんのチェイスやズーマと仲間たちが3Dアニメとして目を覚まし、たちまち「パウ・パトロール」のキャラクターたちが元気に子供部屋中を踊り回るのです。「卓越したイノベーションだ」と審査員は最新のテクノロジーへの入念に考えられたアプローチと使いやすいアプリを評価します。

Sustainabilityカテゴリー

バヴィック社「クリエイティブ・ビルディング・ブロック」(BAVVIC, Creative Building Blocks)

バヴィック社の「クリエイティブ・ビルディング・ブロック」はシリコン製の接続部を差し込むことで数えきれない形を作り出すことができるブロックです。木製のブロックはSTEM学習を行えるおもちゃとして、技術的な関係性への興味を刺激し、その総合的なアプローチは感覚統合に障害のある子供にも適しています。ブロックに用いられる木は窓枠や家具の製造で出る端材です。「ブロックの心地よい感触が素晴らしい」と審査員。

トイアワードについての詳しい情報と審査員の顔ぶれについては公式サイトwww.toyaward.com でご覧になれます。