Spielwarenmesse
2024年のシュピールヴァーレンメッセ、世界中から大反響を受けて開幕
- 新規出展社も有名ブランドも、個性的で多彩な新製品を多数出展
- 『ライフ・イズ・プレイグラウンド』 リサーチ、特別エリア、メインテーマの講演
- ネットワーキングの機会とクールな自撮りスポット
世界の玩具業界関係者が心待ちにする、年に一度のビッグイベント、シュピールヴァーレンメッセが1月30日から2月3日までニュルンベルクの見本市会場で開催されます。その運営会社のシュピールヴァーレンメッセ社は世界各地から参加される皆様に最新のトレンドと新製品、おもちゃに関する重要なノウハウをご案内するほか、様々なネットワーキングの機会もご提供いたします。とりわけ「ライブでの体験」というものにフォーカスし、大人がターゲット層でありながらも同時に玩具販売の将来に大きなポテンシャルが期待される『ライフ・イズ・プレイグラウンド ー キダルト、遊びを楽しむ大人のためのおもちゃ』という特別エリアを今年はご用意しました。
業界の皆様と魅力的な製品が一堂に
シュピールヴァーレンメッセは玩具業界にとっての刺激であり、アイデアとインスピレーションそのものです。そして、そのクオリティーも最高のレベルにあります。世界的なハブともいえる場所でメーカー様、販売店様双方にとって、コンパクトで効率的なビジネスの関係を構築・維持することもでき、また新たな販路とターゲット層を開拓する機会に溢れています。「私どもが事前に感じているポジティブな手応えと数字は前年のレベルを確実に超えるものになっています。特に海外から高い関心が集まっています」とシュピールヴァーレンメッセ社の広報担当取締役クリスティアン・ウルリヒ。意欲的なスタートアップ企業から有名大手メーカーまで、決定権者の皆様が一堂に会します。68カ国から2,354社の出展社様がバイヤー様、販売店様に個性的な製品を取り揃えて、たくさんのインスピレーションをお届けします。18のホールに13の製品グループで皆様をお迎えします。有名企業のブースが並ぶホール12.2は斬新で魅力的なデザインが盛りだくさん。ぜひ足をお運びください。
各ホールのハイライト
シュピールヴァーレンメッセの特別エリアは玩具ビジネスの将来を見据えて、いくつもの提案を行っています。その目玉が、『ライフ・イズ・プレイグラウンド ー キダルト、遊びを楽しむ大人たちのおもちゃ(Life’s a Playground – Toys for Kidsters, Kidults & Co.)』です。ホール3Aにリアルな住空間を再現し、子供の心を忘れない大人たち「キダルト」をターゲットにした80点を超える製品を、「コレクティブル(Collectibles)」「プレミアム・コレクティブル(Premium Collectibles)」「テーブルトップゲーム(Tabletop Games)」「クリエイティブ・ファンタジー(Creative Fantasy」の4つのカテゴリーに分類し、インタラクティブにご紹介します。さらに、ニュルンベルクにあるヨーロッパ最大のコミックとゲームの専門店「ウルトラ・コミックス」のスタッフがライブでデモンストレーションを行います。マーケットリサーチのブランドトレンズ・グループによる「キダルトの最前線をナビゲートする」と題したリサーチも今回のシュピールヴァーレンメッセ最大のテーマを裏付けるものとなっています。また、隣接するドイツ国内外からの新規出展社様による「スタートアップ・エリア(StartupArea)」と、未来を標榜する創造的な製品が並ぶ「ニュー・プロダクト・ギャラリー(New Product Gallery)」も足を止めて一見する価値があります。その他の特別エリアは、ホール2の「トイズ・ゴー・グリーン(Toys go Green)」がサステナブルなおもちゃの数々をご案内します。同エリアには、専門家が最先端の素材と加工技術について解説する情報コーナーも設けました。同名の文具専門見本市から名付けられたホール4の「インサイツXエリア(Insights-X Area)」には、紙製品、オフィス用品、文具や新学期に向けた製品を取り揃えました。そして、今回が初めてとなるスペシャル企画がホール7Aに登場します。「鉄道模型とホビー」の製品グループでは、新製品のプレゼンテーションと精巧に作られたドイツのお祭りを再現したジオラマが来場者様の好奇心を掻き立てます。そして、本来ならば入場できないエンドユーザーにも大きなメリットがあります。シュピールヴァーレンメッセは「オープンデー(OPEN DAY)」として2月3日の土曜日にホール7Aを今年も一般のユーザーに開放し、出展社様と直接交流できる機会を設けました。さらに、この日にホール7A限定の即売会も初めて開催されます。
ノウハウを知るビッグステージ
キャラクター・ライセンスビジネスを詳しく知るためのきっかけとなるのが、新たにできた「ライセンスラウンジ(LicenseLounge)」です。ブランドメイト、ライセンシング・インターナショナル、ライセンシング・マガジンと協力し、ホール12.0にネットワーキングエリアを備えた特別のラウンジを開設しました。また、「ライセンストーク(LicenseTalks)」では、1月30日(火)から2月1日(木)にベテランから初心者までを対象にライセンスビジネスのノウハウを分かりやすくご案内します。ホール3Aのトイ・ビジネス・フォラーム(Toy Business Forum)では、最新の販売ノウハウをテーマした全22回の講演会が開催されます。会期中毎日13時から16時まで「キダルト」「サステナビリティ」「トレンド」「オンライン・マーケティング」「デジタル化」そして「AI(人工知能)」をテーマに、トップレベルの専門家が講演します。専門家による講演はシュピールヴァーレンメッセ・ポッドキャスト(Spielwarenmesse Podcast)でも生配信され、会場に来られない業界関係者の皆様も聴くことが可能です。1月31日(水)は講演に引き続いて開催される「ライブ・オン・ステージ(Live on Stage)」と題したプログラムで、出展社様がプレゼンテーションを行います。そして、1月31日(水)の10時30分、トイ・ビジネス・フォーラムのステージにBaby & Infant(0〜3歳)、PreSchool(3〜6歳)、SchoolKids(6〜10歳)Teenager & Adults(10歳以上)、Startup、そしてSustainabilityの6つのカテゴリーで「トイアワード(ToyAward)」を受賞した製品とその企業の担当者が登場、表彰式の模様がメディアに公開されます。
それぞれのスタイルに合ったネットワーキング
相互に刺激することは玩具業界にとっても大きな利益をもたらすもの。当見本市では、さまざまなターゲット層を対象にしたネットワーキングの機会を通じて、個別の関係性を深化させることができます。1月30日(火)に「プレスデー(PressDay)」を全てのホールで初めて開催します。60を超える企業やブランドがアイデアを駆使したパフォーマンスでメディアやコンテンツクリエーターに自社の新製品をアピールします。2月1日(木)の夕べはシュピールヴァーレンメッセがパーティーのムードに包まれます。「レッドナイト(RedNight)」を今年も開催し、100社を超える出展社様が関心のある来場者様を直接自社のブースに招待。18時から素敵な音楽とともにドリンクで乾杯します。また、新しい製品グループの「販売店・メーカー向けサービス」もホール7でネットワーキングイベントを開催。ボードゲームのファンには、2月2日(金)に2度目の「国際ボードゲームデザイナーメッセ・ゲームインベンターズコンベンション」が開催されます。ゲーム作家がNCCミッテの2階でゲームメーカーの担当者に斬新なアイデアを披露し、今後の鍵となるコネクションを構築します。引き続き開催される「ゲーミングアワー(GamingHour)」では、ネットワーキングとゲームが盛り上がるにちがいありません。
充実したくつろぎサービス
会期中のネットワーキングや休憩に見本市会場の4カ所あるビジターラウンジ(VisitorLounges)をお気軽にご利用ください。ホール3A、ホール3、ホール7、ホール11.0に腰掛けや充電スポット、ウオーターサーバーを設置しています。また卓球台で卓球をしながら元気をチャージするのもいいでしょう。シュピールヴァーレンメッセの会場では、ビジネスと楽しいことが同時に進行します。NCCミッテとNCCオストの壁面にプリントされた等身大の当見本市マスコットキャラクターの「フーリントン・ザ・フェアベア(Furrington the Fair Bear)」や楽しいウォーキングアクトなど、魅力的な自撮りスポットが思い出作りに役立ちます。また、シュピールヴァーレンメッセ・アプリ(Spielwarenmesse App)をお使いいただければ、バイヤー様は次のアポイントメントを素早く取り付けることができます。コンパクトな出展社情報、インタラクティブなホールの見取り図、サポートプログラムを盛り込んだ便利なモバイル機能を使い、見本市会場を楽に移動することができます。チャット機能やテレビ電話、コンタクト提案を統合したネットワーキングツールも実用的です。絶対に「マスト」なスマホアプリで、一年を通して業界のネットワークとして利用できるシュピールヴァーレンメッセ・デジタル(Spielwarenmesse Digital)にも対応しています。
「73回目を迎えたシュピールヴァーレンメッセは、皆様のおひとりおひとりのつながりと多くのイノベーションによって支えられ、世界の玩具業界にインスピレーションをもたらすライブ・プラットフォームの中心となります。当見本市は新製品、トレンド、情報とノウハウ、ネットワーキング、そしてエンターテインメントをパーフェクトにミックスしてお届けします」とクリスティアン・ウルリヒは締めくくります。